総務省が6月16日発表した2008年の家計調査報告によると、1世帯当たりの貯蓄残高(年平均)は前年比2.3%減の1680万円となったようです。
この数字が多いのか少ないのか判断は難しいですが、これに関していろいろ考えるところがあります。
以前にテレビで金さん銀さんが話してたことですが、「どうして100歳を過ぎてもテレビに出て働くのですか?」という質問に対して、「老後が心配だから」と回答しました。
私はこれはなかなか切実なエピソードだと思います。
人は「なんとなく将来が心配だから」という漠然とした不安がある限り、何が何でも貯蓄は崩さないで守るものだと思います。
もしも、日本の年金制度が生活できるレベルの金額を必ず保障するものであれば、現在のように私たちが貯蓄に励む傾向は見直されるかもしれませんね。
「消費税を15%にしてでも、国民の老後生活は保障します」という提案が、案外今の不況を脱出する起爆剤になるかもしれないと思ったりします。
賛否両論あるかと思いますがみ、みなさんいかがでしょうか?
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